オーガニックとは?
2018/10/16
近年、『オーガニック』という言葉をよく聞くようになりましたが、一体オーガニックとは何なのでしょうか?
・体に良さそう
・農薬を使っていない野菜
・自然派っぽい
こんな風に”なんとなく“知っている、という方は多いのではないでしょうか?
今回をきっかけに『オーガニック』について知識を深めていきませんか?
オーガニックとは?
オーガニックとは、日本で言うと『有機の』という意味を持っています。
『有機』と聞くと、有機栽培や有機農業という言葉を思い出します。
つまりオーガニックとは、農薬や化学肥料を使用せずに作られた農産物という事になります。
日本では1992年に『有機農産物のガイドライン』が農林水産省により定められました。
しかし基準が曖昧だったため、1999年世界的にオーガニックの国際規格が決められたタイミングでJAS法を改正しました。
1992年に定められたガイドラインの『有機農産物』の表示に関してのみ、第三者の認定機関から認められた農産物だけ表示ができると改定されました。
有機とは?
「有機と言われてもよく分からない・・」という方へ
有機とは、『生命力を有すること』『生活機能を有すること』という意味です。
農業における有機とは主に、肥料に使われる『堆肥(たいひ)』の事を指します。
堆肥とは簡単に言いますと『肥料』の事です。
堆肥の種類
・『家畜の糞』
・コンポストなどを用いて作られる『生ゴミ堆肥』
・有機廃棄物(米ぬか、家畜の糞)と、もみがらを合わせて発酵させる『もみがら堆肥』
など…
堆肥には数多くの種類があります。
もともとはこういった堆肥を使用した農産物の事を『オーガニック』と言っていたのですが
最近では、化学肥料・殺虫剤などの農薬を使わない栽培方法もオーガニックと呼ばれています。